梅雨時の高原かっこうと木霊がかえす朝霧に 耳にするかは苔生す岩かな宅配便 葉付きの小枝玄関に 窓を叩いた昨夜の雨音…久しぶりに詠んでみたおまけ:在りし日の城は砂と成り果てし 風が誘いし波が惑わし眺むのかこの夜の果てと終わる陽を 天の十字架海の彼方で