夕陽が背中を照らす
・・・・・・アタタカイ
少しずつ冷えてゆくこの世界
・・・・・・アタタカイ
マダ・・・アタタカイ
サムク・・・ナッテキタ
サムイノカナ?

まだ明日が来る
来るんだろう
明日が来なくなるその時まで
屋根裏には部屋がある
埃をかぶり時の止まったモノの眠る場所
おそらくもう使わないそして使われない多くのモノたち
処分するのにもカネがかかるしな
そうやって次の世代に引き継いでいくのだろうか
それとも・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
あ、子供・・・いないんだった

空は青く高く
涼しい風がそよぐ
高台に寝転び
流れ行く雲を眺める

聞こえるのはただ風の音